血小板由来成長因子の高選択的かつ高感度定量のためのヒドロキシルアミン増幅金ナノ粒子に基づくアプタマーシステム

WANG Ping; SONG Yinhuan; ZHAO Yanjun; FAN Aiping

文献

J-GLOBAL ID：201302275554373953 整理番号：13A0247821

血小板由来成長因子の高選択的かつ高感度定量のためのヒドロキシルアミン増幅金ナノ粒子に基づくアプタマーシステム

Hydroxylamine amplified gold nanoparticle-based aptameric system for the highly selective and sensitive detection of platelet-derived growth factor

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資料名：
巻： 103 ページ： 392-397 発行年： 2013年01月15日
JST資料番号： E0324A ISSN： 0039-9140 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：オランダ (NLD) 言語：英語 (EN)

本研究は,ヒドロキシルアミン拡大金ナノ粒子(Au NPs)を利用する血小板由来成長因子(PDGF)-BBの定量のための,高感度で選択的アプタマーに基づく化学発光(CL)法を開発した。ウサギの抗ヒトPDGF-BBポリクローナル抗体を共有結合的に96ウェルプレートに連結し,反応性N-オキシスクシンイミドエステル(NOS基と称す)表面とした。標的蛋白質の存在下,ビオチニル化したアプタマーを96ウェルプレート上に捕獲し,抗体/PDGF-BB/ビオチニル化アプタマーサンドイッチ錯体を作り,さらにストレプトアビジン塗布Au NPs(ストレプトアビジン-金)の集合がおこる。96ウェルプレート表面上に集合したAu NPsはHAuCl₄及びNH₂OHと反応し,Au NPs表面への金属金の触媒的沈着を可能にする。酸化的金属金溶解の後,膨大な数のAu³⁺イオンがヒドロキシルアミン拡大Au NPsから遊離し,簡単で高感度なルミノール化学発光によって定量される。結果は,測定の検出限界がPDGF-BBとして60pM(体積100μL中6fmolに相当)であり,他のPDGF-BB検出技術による検出限界と遜色ない。加えて,このアプタマー利用CLバイオセンサは途方もない特異性を示した。PDGF-BBは希釈した血清中で定量され,本測定法の適用可能性を示した。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

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有機物質の物理分析一般 , 分析機器 , バイオアッセイ

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