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J-GLOBAL ID：201302275606964572   整理番号：13A0966597

リン酸中,低電圧でのアノード酸化によるチタンの表面修飾 1. アノード膜の構造,電子的性質及び厚さ

Surface modification of titanium by anodic oxidation in phosphoric acid at low potentials. Part 1. Structure, electronic properties and thickness of the anodic films

著者 (5件)： SANCHEZ A. Gomez (Universidad Nacional del Mar del Plata - CONICET, Mar del Plata, ARG) ,  SCHREINER W. (Departamento de Fisica UFPR, Curitiba, BRA) ,  DUFFO G. (Comision Nacional de Energia Atomica - CONICET, Buenos Aires, ARG) ,  DUFFO G. (Universidad Nacional de Gral. San Martin, Buenos Aires, ARG) ,  CERE S. (Universidad Nacional del Mar del Plata - CONICET, Mar del Plata, ARG)
資料名： Surface and Interface Analysis  (Surface and Interface Analysis)
巻： 45  号： 6  ページ： 1037-1046  発行年： 2013年06月 
JST資料番号： E0709A  ISSN： 0142-2421  CODEN： SIANDQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： チタンの表面特性,例えば,マイクロあるいはナノスケールでのトポグラフィーや形態,不純物の存在など,は永続的なインプラントの成功度を決定的にするものである。本研究では生体適合性,生物学的媒質中での腐食耐性を改善する目的で,リン酸中でのアノード酸化によりチタンの表面をナノメータスケールで修飾した。修飾チタン表面の生体適合性は酸化物膜中におけるアナターゼの存在及び表面へのリン酸イオンの取込に基づいて評価した。また,表面酸化物の電子的性質は生物医学的応用に十分な数のキャリア数を提供することを示した。電気化学インピーダンススペクトロスコピーにより,アノード酸化電位が0から30Vに増加すると膜厚が3nmから42nmに増加し,そのとき形成される保護酸化物膜が二層構造であることを明らかにした。

シソーラス用語： *アノード酸化 ,  *表面改質 ,  *チタン ,  *生体適合性 ,  アナターゼ ,  スペクトロスコピー ,  *防食
準シソーラス用語： インプラント材 ,  電気化学インピーダンススペクトロスコピー

分類 (2件)： 電気化学反応  (CB07050F) ,  医用素材  (GA05040H)

タイトルに関連する用語 (9件)： リン酸 ,  低電圧 ,  アノード酸化 ,  チタン ,  表面修飾 ,  アノード ,  電子 ,  性質 ,  厚さ