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J-GLOBAL ID：201302275646638350   整理番号：13A1038061

Ni₂P(10-10)表面の角度分解光電子分光:リンの偏析に伴う表面電子状態の変化

著者 (4件)： 枝元一之 ,  今西沙織 ,  掛札洋平 ,  小澤健一
資料名： 日本化学会講演予稿集  (日本化学会春季年会講演予稿集)
巻： 93rd  号： 2  ページ： 505  発行年： 2013年03月08日 
JST資料番号： S0493A  ISSN： 0285-7626  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： HDSの触媒として高活性なNi2Pの(10-10)の電子状態を,角度分解光電子分光を用いて測定した。(10-10)には2つの表面準位が存在し,それぞれ(1×1)領域及びc(2×4)領域に形成されている。(10-10)は約300°Cの加熱によりPが偏析し,それに伴いc(2×4)領域が形成される。共鳴光電子分光の解析より,c(2×4)領域の表面準位は,表面Pのジグザグ原子列に形成されることが分かった。(著者抄録)

シソーラス用語： *ニッケル化合物 ,  *リン化物 ,  角度分解分光法 ,  光電子分光法 ,  *リン ,  *電子状態 ,  表面準位 ,  *光電子スペクトル ,  構造 ,  *表面偏析 ,  表面構造
準シソーラス用語： *リン化ニッケル ,  角度分解光電子分光法 ,  ジグザグ構造

分類 (2件)： 表面の電子構造  (BM02080J) ,  固体の表面構造一般  (BK15010E)

タイトルに関連する用語 (4件)： 角度分解光電子分光 ,  リン ,  偏析 ,  表面電子状態