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J-GLOBAL ID：201302275683018612   整理番号：13A0811207

高温超伝導性のYbBa₂Cu₃O_7-δセラミックスでのCa置換の影響

Effects of Ca Substitution in High-Temperature Superconducting YbBa₂Cu₃O_7-δ Ceramics

著者 (3件)： TAKA Chihiro (Fukuoka Univ., Fukuoka, JPN) ,  MURATA Masatomo (Fukuoka Univ.) ,  NISHIDA Akihiko (Fukuoka Univ., Fukuoka, JPN)
資料名： 福岡大学理学集報  (Fukuoka University Science Reports)
巻： 43  号： 1  ページ： 11-19  発行年： 2013年03月30日 
JST資料番号： L4851A  ISSN： 0386-118X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 高温超伝導体中の希土類(RE)元素は化学的に類似の元素で部分的もしくは全面的に置換できる。しかしT_cはREイオン半径の減少とともに若干低下する。考えられる理由の一つは小さいイオン半径は123構造を不安定にすることである。ランタニド系列で2番目に小さい希土類イオンYb³⁺を含むYbBa₂Cu₃O_7-δ超伝導体を取上げ,Yb³⁺よりイオン半径の大きいCa²⁺による置換の効果を検討した。標準の固相反応法でx=0%,5%,10%,15%のYb_1-xCa_xBa₂Cu₃O_7-δのセラミックス試料を作り,4プローブ法で電気抵抗を測定し,走査電子顕微鏡とX線回折で試料の表面と構造を分析した。Yb純粋の試料は溶融する傾向があったが,Ybイオンをより大きいCaイオンで置換すると溶融が妨げられた。構造安定化の結果,少量のCaを含むYb-Ca試料はYb純粋な元の試料より高いT_cを示した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *高温超伝導 ,  *酸化物 ,  *イッテルビウム化合物 ,  *バリウム化合物 ,  *銅化合物 ,  セラミック ,  *カルシウム化合物 ,  *置換 ,  固相反応 ,  酸化イッテルビウム ,  炭酸カルシウム ,  炭酸塩 ,  酸化銅 ,  か焼 ,  焼結 ,  *電気抵抗率 ,  *臨界温度 ,  表面構造 ,  結晶構造 ,  炭酸バリウム ,  構造
準シソーラス用語： 高温超伝導性

分類 (1件)： 酸化物系超伝導体の物性  (BM04023I)

タイトルに関連する用語 (4件)： 高温超伝導性 ,  セラミックス ,  Ca ,  置換