抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究では保育所における食育実践の評価項目,指標の構築を検討するために10個のカテゴリー(共食,摂食(咀嚼),摂食(様々な食物),配膳,会話(食物),規則正しい生活,食事のマナー,衛生,感謝,伝統(行事))を作成した。このカテゴリーを実際に評価項目として利用できるかどうかを次の3つの観点から検討した。1)保育者の発話からの評価,2)子供の活動からの評価,3)環境の構成からの評価。その結果,保育者の発話について,カテゴリーの出現の有無や回数だけではそのまま評価に使うことができなかったが,カテゴリーの重み付けなどにより対応できると考えた。また,子供の活動の様子や環境の構成もあわせて検討することで実態の評価の可能性が示唆された。10個のカテゴリーは,3つの観点のいずれでも活用することができ,内容はほぼ妥当であると思われた。