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J-GLOBAL ID：201302275696521674   整理番号：13A1654684

マツノザイセンチュウ(Bursaphelenchus xylophilus)

Pine Wood Nematode, Bursaphelenchus xylophilus

著者 (1件)： FUTAI Kazuyoshi (Kyoto Univ., Kyoto, JPN)
資料名： Annual Review of Phytopathology  (Annual Review of Phytopathology)
巻： 51  ページ： 61-83  発行年： 2013年 
JST資料番号： W1871A  ISSN： 0066-4286  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： マツ材線虫病は,アジア各国の松林の破壊後にヨーロッパ地域に広がった。この病気には病原性を持つ線虫,ベクターである甲虫,宿主であるマツ,および死んだ宿主におけるカビが複雑に絡んでいる。マツノザイセンチュウの病原性は,その物理化学的特性のほかにも行動的な特性によっても支配される。甲虫との共生のような,マツノザイセンチュウの生活史の特徴が毒性発現に関係している。毒性発現には病原性発現因子,分泌酵素,および表面被覆蛋白質が関与している。耐性のために発達した柔細胞の死によるマツの通水システムの機能障害が,大木が線虫の感染によって急速に枯死する原因であると考えられた。

シソーラス用語： *マツノザイセンチュウ ,  *植物病害 ,  *マツ属 ,  マツノマダラカミキリ ,  病原性 ,  線虫類 ,  ベクター ,  宿主 ,  かび ,  共生 ,  柔組織 ,  仮道管 ,  機能障害 ,  枯死
準シソーラス用語： Bursaphelenchus xylophilus ,  *マツ材線虫病

分類 (2件)： 線虫による植物被害  (FC04073L) ,  森林保育  (FF03040H)

タイトルに関連する用語 (2件)： マツノザイセンチュウ ,  Bursaphelenchus