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J-GLOBAL ID：201302275750171161   整理番号：13A0959569

各種アルカンチオール官能化金ナノポア中単一分子DNA分解

Single-molecule DNA digestion in various alkanethiol-functionalized gold nanopores

著者 (2件)： LEE Seungah (Dep. of Applied Chemistry, Coll. of Applied Sci., Kyung Hee Univ., Yongin-si, Gyeonggi-do 446-701, KOR) ,  KANG Seong Ho (Dep. of Applied Chemistry, Coll. of Applied Sci., Kyung Hee Univ., Yongin-si, Gyeonggi-do 446-701, KOR)
資料名： Talanta  (Talanta)
巻： 107  ページ： 297-303  発行年： 2013年03月30日 
JST資料番号： E0324A  ISSN： 0039-9140  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本論文は単一分子レベルでの酵素分解へのナノポア中個々のDNAのアルカンチオール官能化環境影響を報告する。個々のλ-DNAと酵素分子を捕捉するため,固体ナノ多孔性ポリカーボネート膜内に析出した金でできた鋳型を利用した。金表面は各種官能基(-OH,-COOH,-NH₃)で修飾した。単一DNA分子の酵素分解速度はナノポア直径の減少と共に増した。驚くことに同等の空間面積をもつナノポアであっても,l-システイン化学吸着したナノポア中の分解速度は,メルカプトエタノール化学吸着金ナノポア中より2.1-2.6倍速かった。加えて,pH2でH₃N⁺と言うイオン化官能基を持つ化学吸着したシステアミンの膜は,イオン化したカルボキシル基(COO^-)を持つ化学吸着したメルカプトプロピオン酸の膜より酵素分解速度に対するより大きな正の影響を持っていた。これらの結果は,三次元環境効果は閉じ込められたナノポア中官能基と強く関連し,異なる内部面積を持つナノポアの酵素分解速度を大きく変えられることを示唆する。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 細孔 ,  *チオール ,  *金 ,  *DNA【核酸】 ,  ポリカーボネート ,  *酵素的分解 ,  酵素 ,  膜 ,  反応速度 ,  *化学吸着 ,  脂肪族アルコール ,  環境効果 ,  *エキソヌクレアーゼ ,  酵素反応 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族カルボン酸 ,  含硫アミノ酸 ,  第一アミン ,  カルボキシ基
準シソーラス用語： カルボキシル基 ,  アルカンチオール ,  ナノポア ,  メルカプトエタノール

分類 (2件)： 酵素一般  (EB09010D) ,  核酸一般  (EB04010U)

物質索引 (3件)： 3-メルカプトプロピオン酸 ,  L-システイン ,  システアミン

タイトルに関連する用語 (5件)： アルカンチオール ,  官能化 ,  ナノポア ,  単一分子 ,  DNA分解