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J-GLOBAL ID：201302275772479127   整理番号：13A0837763

地方都市におけるまちなか居住推進のための空き家情報提供制度に関する研究-運用実態の分析を中心として-

著者 (2件)： 米山隆晃 (ナカノフドー建設) ,  川島和彦 (日本大 理工)
資料名： 都市住宅学  (Urban Housing Sciences)
号： 80  ページ： 86-92  発行年： 2013年01月31日 
JST資料番号： L5753A  ISSN： 1341-8157  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： まちなか居住推進に向けて空き家情報提供制度(制度)を活用している事例の実態調査に基づき,制度の整備・運用に向けた指針を提案した。まちなか居住政策のひとつとして制度を運用している地方都市の全事例について文献およびヒアリング調査,制度を利用して空き家入居した世帯へのアンケート及びヒアリング調査を行った。それを踏まえて,制度の整備・運用に際し,1)地方公共団体が運用主体となり,宅建業者・自治会と空き家情報を共有する仕組みを構築すること,2)移住・定住を目的とする関連部署,地元住民によるまちづくり組織と運用時の協力体制を構築し,移住希望者の転居後の生活に対する不安を解消するために生活関連施設やまちなかの情報について相談を行うこと,などを提案した。

シソーラス用語： 地方都市 ,  *住環境 ,  *制度 ,  *住宅政策 ,  実態調査 ,  事例研究 ,  *運用 ,  文献調査 ,  調査 ,  アンケート ,  住宅 ,  住民 ,  地方自治体 ,  スペシャリスト ,  不動産 ,  取引 ,  地域社会 ,  協力 ,  組織
準シソーラス用語： *まちなか居住 ,  *空き家情報提供制度 ,  ヒアリング ,  空き家 ,  宅地建物取引業者 ,  町づくり機関

分類 (1件)： 住宅問題  (RD03020R)

引用文献 (6件)：

• (1)山島哲夫(2009)『街なか居住を考える一都心居住と街なか居住一』,宇都宮まちづくり論集(5)サステナブル(持続可能)なまちづくり,pp.38-43
• (2)遊佐敏彦,後藤春彦(2006)『空き家の管理・利活用に関する研究その1山梨県早川町における空き家の実態調査』,日本建築学会学術講演梗概集,pp611-612
• (3)西原まり(2006)『地域資源としての空き家の活用方策に関する考察一空き家バンクの運営と課題の検証9』,東京大学大学院修士論文
• (4)山本幸子,中園眞人(2009)『山口県における「高齢者街なか居住支援事業」の創設と取り組み』,山口大学工学部研究報告第60巻第1号,pp.7-12
• (5)前田真子(2004)『農村地域における空き家活用の現状9奈良県明日香村「空き家バンク」を事例として9』,日本建築学会学術講演梗概集,pp.565-568

タイトルに関連する用語 (10件)： 地方 ,  都市 ,  まちなか居住 ,  推進 ,  空き家 ,  情報提供 ,  制度 ,  研究 ,  運用 ,  分析