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J-GLOBAL ID:201302275787440170   整理番号:13A0012178

帯域分割した時間遅延インパルス音の位相干渉に基づく移動体の距離・速度推定法

Range and Velocity Estimation Based on Phase Interference of Subband-divided and Time-delayed Impulse Sound to a Moving Target
著者 (8件):
資料名:
巻: 132  号: 11  ページ: 1774-1775 (J-STAGE)  発行年: 2012年 
JST資料番号: S0810A  ISSN: 0385-4221  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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音波を用いたレーダでは,音波の伝搬速度が遅いため,信号長の長い信号を用いると瞬時の距離推定が困難であった。本稿では,室内の近距離にある移動体に対して音波を利用して1回の計測で移動体の速度と距離の両方を検出する手法を提案する。本手法では,近距離の移動体までの距離を検出するために帯域インパルス音を用いた送信波と反射波の位相干渉に基づく音響測距法を利用する。また,近距離の移動体までの速度は,帯域分割して時間遅延を与えた複数の帯域インパルス音を送信波として計測時間内に観測し,観測波の分析周波数帝城を分けることで得られた複数の推定距離の距離差から求める。可聴音の周波数帝城は非常に広いため,周波数帯域の分割を行うことは容易である。また,帯域分割しているため,帯域インパルス間の時間遅延量は任意に与えることができる。実環境における実験の結果,提案手法の有効性を確認できた。
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分類 (2件):
分類
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長さ,面積,断面,体積,容積,角度の計測法・機器  ,  時間,速度,加速度,角速度の計測法・機器 
引用文献 (3件):
  • (1) 関根松夫:「レーダ信号処理技術」,電子情報通信学会 (1991)
  • (2) S. Hirata, M. K. Kurosawa, and T. Katagiri: “Ultrasonic distance and velocity measurement by low-calculation-cost Doppler-shift compensation and high-resolution Doppler velocity estimation with wide measurement range”, Acoust. Sci. & Tech., Vol. 30, No. 3, pp. 220-223 (2009)
  • (3) M. Nakayama, S. Hanabusa, T. Uebo, and N. Nakasako: “Acoustic distance measurement method based on phase interference using calibration and whitening processing in real environments”, IEICE Trans. A, Vol. E94-A, No. 8, pp. 1638-1646 (2011)

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