抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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稠密六方晶金属であるマグネシウムは,室温では塑性変形を担うすべり系の数が少ないため,双晶変形が生じる。本研究は,塑性変形で導入された変形双晶の原子構造を高分解能電子顕微鏡により明らかにすることを目的として行った。観察の結果,純マグネシウム中の変形双晶はレンズ状の形態を有しており,その界面の原子構造は,対称傾角粒界と底面の組み合わせで構成されていることが明らかになった。また,転位や積層欠陥との関係をもとに,純マグネシウム中の変形双晶の成長機構についても考察した。(著者抄録)