抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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日本において,高度成長期以来,多大な設備投資を必要とする生産業依存から脱却して,人材,技術力,観光資源等のソフトリソースを有効活用するサービス業への転換が重要であると指摘されている。日本独自の文化的背景による「おもてなし=ホスピタリティ」というサービス業における特徴は主観的に論じられる事が多く,系統的分析は少ない。本研究では大規模ラグジュアリーホテルに焦点を絞り,まずホスピタリティの定義について検討し,その価値を定量的に表現する事を試みた。更に,顧客満足度という観点からの検討を加えた。ホスピタリティとは高価値を設定できる付加価値である。また,ラグジュアリーホテルの商品価値を時間,空間,人的要素に分解し,とりわけ人的要素に焦点を絞り,顧客満足度を定量的に調べた。その結果,サービスレベル,サービス提供時間及び顧客満足度間のあるモデルを得た。