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J-GLOBAL ID：201302276429396549   整理番号：13A1268748

自動車用アルミ電線の開発

著者 (4件)： 今里文敏 (オートネットワーク技術研究所) ,  桑原鉄也 (住友電気工業 エレクトロニクス・材料研) ,  吉本潤 (住友電装) ,  赤祖父保広 (富山住友電工)
資料名： アルミニウム  (Aluminium)
巻： 20  号： 87  ページ： 23-26  発行年： 2013年05月30日 
JST資料番号： F0129A  ISSN： 1340-8038  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 導体面積が0.75~2.5mm²の自動車用アルミ電線の開発について紹介した。開発目標は,従来の銅電線で低圧用電線に用いられる0.5mm²サイズを,0.75mm²のアルミ電線に置換することを目標とした。自動車用電線では,導電率の低下を抑えて強度を向上させる必要がある。添加元素として固溶量が小さくミスフィットストレイン(MS)が大きい元素を検討し,Feを選択した。強度と加工性を両立できるAl-1.05%Fe-0.15%Mg(mass%)合金を開発し,合金の引張強さ120MPa,導電率60%IACSの性能を実現した。ワイヤーハーネス組立加工性,熱処理条件等を検討し,製造技術を確立した。

シソーラス用語： *電線 ,  断面積 ,  電気伝導率 ,  *引張強さ ,  合金元素 ,  *アルミニウム合金 ,  鉄含有合金 ,  マグネシウム含有合金 ,  固溶度 ,  成形性 ,  ワイヤリングハーネス ,  熱処理条件 ,  自動車用材料 ,  *機械的性質 ,  *強度

分類 (2件)： 機械的性質  (WB02030U) ,  自動車材料  (QG03080N)

引用文献 (3件)：

• 1) 日本アルミニウム協会編,アルミニウムハンドブック,第7版(2007)
• 2) 上杉徳照,東健司:軽金属,54(2004),82 89.
• 3) 松田好夫:軽金属,22(1972),484

タイトルに関連する用語 (4件)： 自動車 ,  アルミ ,  電線 ,  開発