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J-GLOBAL ID:201302276555182643   整理番号:13A1449222

狭い超伝導薄膜における渦糸による負の磁気抵抗とピーク効果

Vortex-induced negative magnetoresistance and peak effect in narrow superconducting films
著者 (1件):
資料名:
巻: 88  号:ページ: 014525.1-014525.11  発行年: 2013年07月 
JST資料番号: D0746A  ISSN: 1098-0121  CODEN: PRBMDO  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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長くて狭い超伝導薄膜は異常な輸送特性を示すことをGinzburg-Landauモデルの枠内で示した。幅wは3ξ≦w≦8ξ<<2λ<sup>2</sup>/dである(ξは温度依存コヒーレンス長,λはLondon侵入度,dは膜厚でd<λ)。バルクピンニングが存在すると,臨界電流I<sub>c</sub>は外部垂直磁場Hに非単調に依存していた。H≧H<sub>cl</sub>において,薄膜における渦糸列の出現により,渦糸列の渦間距離がw以下になるまでI<sub>c</sub>は増加し抵抗は減少した。電流I<<I<sub>c</sub>(H)においては,エッジバリアによる熱活性化渦ホッピングのために,有限の磁気抵抗R(H)もほぼ同じ磁場で局所極大(ピーク)と極小を(ディップ)示した。このような効果は,狭い薄膜においては渦が存在しないので無く,広い薄膜においては渦糸-渦糸相互作用が増し弱くなった。I<sub>c</sub>(H)[R(H)]依存性と温度によるR(H)形状の発展におけるディップ/ピークの位置について実験との比較では定量的によく一致していた。薄膜の有限長により,渦数の離散的な変化と結びついていて,I<sub>c</sub>(H)もR(H)も付加的な短周期振動となった。振動の振幅は膜の長さが増すにつれ減少した。
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分類 (1件):
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超伝導体の物性一般 
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