抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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「水郷」とは,現代的意味では,水辺に位置する集落を指すが,1996年の国交省による水の郷百選の選定以降,水環境保全の重要性を生かした町づくりの動きが活発化してきている。本研究は,全国で水郷として知られる地域で現地調査し,形態的特徴の比較分析を通じて類型化の提案を行った。対象として,茨城県潮来市・滋賀県近江八幡市・滋賀県高島市針江地区を選んだ。多くの場合,水郷地区は,近代以前から続く農業や商業用の水路が基盤となっている。特徴を纏めると,山水的水郷・交通型水郷・観光型水郷・環境型水郷の4種類に類型化できた。今後,町づくりに応用可能な要素を各類型の特徴から抽出し新しい提案を行っていく。