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J-GLOBAL ID:201302276819779350   整理番号:13A1233344

土壌放線菌Streptomyces rimosusによるキチン物質の分解とキチナーゼの生産

Biodegradation of chitinous substances and chitinase production by the soil actinomycete Streptomyces rimosus
著者 (3件):
資料名:
巻: 84  ページ: 104-110  発行年: 2013年10月 
JST資料番号: E0518A  ISSN: 0964-8305  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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キチン分解放線菌を中部ポーランドの農地から分離し,Streptomyces rimosusと同定した。同定は標準的な生化学的試験と16SrRNA遺伝子塩基配列解析にしたがった。キチン物質(廃棄小エビ殻,カニキチン粉及びキトサン)の分解は,BOD測定器OxiTop(WTW社製)を使用して酸素の消費量に基づいて試験した。酵素は二糖類の4-MU-(GlcNAc)3を最も効率的に分解し,エンド型キチナーゼに分類できた。キチナーゼを培養液から硫安分画及びアフィニティークロマトグラフィーで精製した。精製タンパク質を質量分析法によって明らかにした。生産されたキチナーゼの部分アミノ酸配列解析に基づきPCR用の縮重プライマーを設計した。S.rimosusによって最も効率的に代謝された物質はキトサンと廃棄小エビ殻であった。キチン分解活性試験によると,廃棄小エビ殻がキチナーゼ合成の優れた誘導物質であった。精製酵素の分子量は63kDaであった。キチナーゼの最大活性温度は40-45°Cであった。キチナーゼ活性の最適pHは7.0であった。精製キチナーゼはMg2+イオンによって安定化した。酵素活性はHg2+及びPb2+イオンによって阻害された。キチナーゼは植物病原糸状菌であるFusarium solani及びAlternaria alternataの生育を阻害した。増幅した遺伝子断片の塩基配列は,糖加水分解酵素のファミリー18に属するキチナーゼをエンコードしている配列と類似していた。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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多糖類  ,  微生物学(ウイルス以外)一般  ,  酵素一般 

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