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J-GLOBAL ID：201302276839214472   整理番号：13A0976526

FM多摩丘陵における設置環境と無線通信品質の相関調査

Long term field investigation about nature environment and quality of wireless transmittion in FM Tamakyuryo

著者 (4件)： 大島浩太 (東京農工大 大学院工学研究院) ,  原宏 (東京農工大 農 広域都市圏フィールドサイエンス教育研究セ) ,  萩原洋一 (東京農工大 総合情報メディアセ) ,  寺田松昭 (東京農工大 大学院工学研究院)
資料名： フィールドサイエンス  (Journal of Field Science)
号： 10  ページ： 9-15  発行年： 2012年05月31日 
JST資料番号： L8380A  ISSN： 1347-3948  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本論文では,シミュレーションと実環境の差異の明確化と,農学研究での実利用を目標とした無線センサネットワークシステム実現に向けた,東京農工大学FM多摩丘陵で実施中の通信効率の変動調査実験について述べる。実験は,2.4GHz帯電波で問題となる無線電波の水分吸収が通信効率に与える影響と,端末の距離別の通信効率の長期的変動の2種類を実施した。前者から,実環境における湿度変化と通信効率間の相関関係を示し,湿度変化と変化の一要因である気象の予測を用いた通信制御方式実現の可能性を見出した。後者から,通信効率の安定・不安定時期の存在を確認し,また実験期間中に発生した台風による通信効率の変化から,季節による通信安定性を考慮した通信制御方式と,通信効率の異常な変化を利用した計測データの信頼性確認技術実現の可能性を見出した。今後は,実験のより長期的な実施と,今回得られた成果を用いた応用技術の開発を予定している。(著者抄録)

シソーラス用語： *センサネットワーク ,  *環境影響 ,  品質 ,  *相関 ,  シミュレーション ,  農学 ,  効率 ,  吸水 ,  変動 ,  通信制御 ,  環境 ,  依存性
準シソーラス用語： 湿度依存性 ,  長期変動 ,  *通信環境 ,  *通信効率 ,  *通信品質 ,  *無線センサネットワーク

分類 (2件)： 電波伝搬一般  (ND05010Q) ,  通信測定一般  (ND03000R)

タイトルに関連する用語 (7件)： Fm ,  多摩丘陵 ,  設置環境 ,  無線 ,  通信品質 ,  相関 ,  調査