文献

J-GLOBAL ID：201302277085321443   整理番号：13A1501227

金ナノ粒子上に選択的に析出した白金原子の電気化学的酸素還元特性

Electrochemical Oxygen Reduction Behavior of Selectively Deposited Platinum Atoms on Gold Nanoparticles

著者 (3件)： SARKAR A. (Lawrence Berkeley National Lab., CA, USA) ,  KERR J. B. (Lawrence Berkeley National Lab., CA, USA) ,  CAIRNS E. J. (Univ. California, CA, USA)
資料名： ChemPhysChem  (ChemPhysChem)
巻： 14  号： 10  ページ： 2132-2142  発行年： 2013年07月 
JST資料番号： W1265A  ISSN： 1439-4235  CODEN： CPCHFT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Auナノ粒子の表面に選択的にPt原子を析出させて,コア-シェル構造を形成する新しいレドックス介在合成法を研究した。さらに,Auナノ粒子の表面におけるPtの濃度を変えて測定したX線回折(XRD)データとエネルギー分散分光(EDS)分析によって求めたPt:Au原子比から,Pt原子の還元と析出を確証することができた。炭素担体上のPt@Auコア-シェルサンプルのサイクリックボルタンメトリー(CV)分析の結果から,高いPt濃度では非均一に混成結晶が析出することがわかった。電気化学的酸素還元反応(ORR)のKoutecky-Levich(K-L)プロットは低Pt濃度の2電子還元から高Pt濃度の4電子還元までの遷移を示している。電気化学的ORR中の交換電流はPt原子の表面濃度の上昇と共に増大した。これらの観測結果に基づいて,Pt原子クラスターはAu表面上の酸素分子の電気化学的還元において決定的に重要な役割を果たしていると結論した。

シソーラス用語： *金 ,  *ナノ粒子 ,  被覆 ,  *白金 ,  単原子層 ,  *構造 ,  化学合成 ,  X線回折 ,  エネルギー分散X線分光分析 ,  炭素 ,  触媒担体 ,  *酸素 ,  *カソード還元 ,  サイクリックボルタンメトリー ,  クロノアンペロメトリー ,  限界電流 ,  電流電圧特性 ,  *電子移動反応 ,  *コアシェル構造

分類 (2件)： 電気化学反応  (CB07050F) ,  原子・分子のクラスタ  (BH09030O)

タイトルに関連する用語 (7件)： 金ナノ粒子 ,  析出 ,  白金 ,  原子 ,  電気化学 ,  酸素 ,  還元特性