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J-GLOBAL ID：201302277095492696   整理番号：13A1540264

防食されたアルカリ性溶液中の鉄筋の局所腐食

Studio della corrosione localizzata degli acciai per armature in soluzioni alcaline inibite

著者 (3件)： CABRINI M. ,  LORENZI S. ,  PASTORE T.
資料名： Metallurgia Italiana  (Metallurgia Italiana)
巻： 105  号： 7/8  ページ： 21-31  発行年： 2013年07月 
JST資料番号： D0057A  ISSN： 0026-0843  CODEN： MITLA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イタリア (ITA)  言語： イタリア語 (IT)

抄録/ポイント： 模擬したアルカリ性コンクリート細孔溶液中の炭素鋼の塩化物腐食を検討した。12.6~13.8のpH域で2周期のサイクリックボルタンメトリー(曝気状態で回転電極を使用)で亜硝酸(0.01,0.1,1M),乳酸(1M),アスパラギン酸(0.1M)の各濃度の各イオンの局所腐食に対する防食作用を評価した。塩素イオン添加前に試験溶液に72時間浸漬して安定な不動態化層を形成させた。各周期で孔食開始電位が認められた。[Cl^-]/[OH^-]比が0.6より低い時は孔食が開始される可能性は低かった。孔食開始のこの比の臨界値をf^*とすると,亜硝酸の添加ではf^*は1で,[OH^-]の添加と類似の効果が見られた。アスパラギン酸の防食効果はpHに依存し,pH=12.6以上ではf^*はpHとともに増加し,pH=13.8では亜硝酸より大きくなった。乳酸はf^*の値が0で防食効果が無かった。

シソーラス用語： *鉄筋 ,  *局部腐食 ,  溶液 ,  腐食抑制剤 ,  間隙水 ,  炭素鋼 ,  塩化物 ,  pH【水素イオン指数】 ,  サイクリックボルタンメトリー ,  回転電極 ,  エアレーション ,  *腐食抑制作用 ,  防食 ,  亜硝酸 ,  孔食 ,  不動態皮膜 ,  イオン ,  カルボン酸エステル ,  カルボン酸塩 ,  ヒドロキシ酸 ,  脂肪族アルコール ,  脂肪族カルボン酸 ,  水酸化物イオン ,  濃度 ,  鉄筋コンクリート ,  アミノ酸 ,  脂肪族アミン ,  第一アミン
準シソーラス用語： アルカリ溶液 ,  塩素イオン ,  乳酸塩 ,  臨界濃度

分類 (2件)： 腐食  (WB03030B) ,  金属材料  (RA06044P)

物質索引 (2件)： アスパラギン酸 ,  乳酸ナトリウム

タイトルに関連する用語 (4件)： 防食 ,  アルカリ性溶液 ,  鉄筋 ,  局所腐食