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J-GLOBAL ID:201302277350827257   整理番号:13A1407755

核因子κB(NF-κB)はヒト精巣に豊富なロイシンリッチリピートおよびWDリピート領域含有1(LRWD1)遺伝子の発現を制御する

Nuclear Factor-κB (NF-κB) Regulates the Expression of Human Testis-Enriched Leucine-Rich Repeats and WD Repeat Domain Containing 1 (LRWD1) Gene
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資料名:
巻: 14  号:ページ: 625-639 (WEB ONLY)  発行年: 2013年01月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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ヒトのロイシンリッチリピートおよびWDリピート領域含有1(LRWD1)遺伝子は,重篤な精子形成不全患者の精巣組織において下方制御された遺伝子群の1つとして,cDNAマイクロアレイによって,最初同定された。ヒトLRWD1は,精母細胞と精子細胞の細胞質に主に存在し,精子尾部基部で中心体と共存する,精巣に豊富な蛋白質である。リポーター分析,クロマチン免疫沈降(ChIP)分析,ゲル電気泳動移動度シフト分析(EMSA)は,LRWD1のコアプロモーター領域を特定するために用いられた。LRWD1転写開始部位の上流の198bpセグメントは,プロモーター活性を示した。LRWD1のコアプロモーターは,TATAボックスを欠如したが,NF-κB結合部位を含んだ。クロマチン免疫沈降(ChIP)分析とゲル電気泳動移動度シフト分析(EMSA)は,LRWD1プロモーターへの,NF-κBサブユニットの重要な結合を示した。LRWD1プロモーター活性は,NF-κBによって正に制御され,この制御は,LRWD1プロモーター領域に保存されたκB部位の存在に依存した。著者らのデータは,NF-κBが,LRWD1の発現のための重要な制御因子であることを示唆する。これは,精巣に豊富なLRWD1遺伝子の発現が,NF-κBにより制御されること示す最初の研究である。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
遺伝子発現  ,  泌尿生殖器の基礎医学 

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