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J-GLOBAL ID：201302277372054014   整理番号：13A1637658

【炭素繊維強化プラスチック材料のリサイクル技術】自動車のCFRPの現状と今後-CFRPリサイクルへの期待-

著者 (1件)： 影山裕史 (トヨタ自動車)
資料名： 廃棄物資源循環学会誌  (Material Cycles and Waste Management Research)
巻： 24  号： 5  ページ： 351-357  発行年： 2013年09月30日 
JST資料番号： L1595A  ISSN： 1883-5864  CODEN： HSJGBV  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： トヨタ自動車(株)では地球環境問題に対し,炭素繊維強化プラスチック(CFRP)化による車両の軽量化を推進している。当社初のCFRPボデー車のレクサスLFAの開発においては,CFRP材料の持つ一体成形性やデザイン自由度を取り入れることができ,軽量化だけでなく,剛性アップにも繋がった。一方,一般車両にCFRP技術を浸透させる手段として熱可塑CFRPの研究が始まり,今後の生産量増加が見込まれることから,CFRP材料の開発のみならず,CFRPリサイクル技術の早期開発と実用化が望まれる。CFRPのリサイクルのポイントは現在,CFRPからCF(Carbon-Fiber)をいかにエネルギーをかけずに低コストで分離できるかであり,燃焼や溶解法をはじめいろいろな手法が研究されている。また,車両からのCFRP部材の分離や,流通機構の構築等の大きな課題も控えていることから,今後の展開には,多くの機関等の連携や協力が必要になると思われる。(著者抄録)

シソーラス用語： *繊維強化プラスチック ,  *炭素繊維 ,  リサイクル ,  分離 ,  軽量化 ,  開発 ,  自動車工業 ,  ライフサイクルアセスメント ,  乗用車 ,  *炭素繊維強化プラスチック
準シソーラス用語： *CFRP ,  LCA【環境】 ,  材料開発

分類 (2件)： 強化プラスチックの成形  (YH04060J) ,  その他の紡糸・製糸  (YM03050G)

タイトルに関連する用語 (6件)： 炭素繊維強化プラスチック ,  リサイクル ,  自動車 ,  CFRP ,  現状 ,  期待