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J-GLOBAL ID:201302277398577090   整理番号:13A0417284

檜山研究林内におけるステーク試験による道産材5種の耐朽性評価

Durability evaluation of 5 Hokkaido wood species by stake-test in Hiyama experimantal forest
著者 (8件):
資料名:
巻: 69  号:ページ: 11-21  発行年: 2013年01月10日 
JST資料番号: S0362A  ISSN: 1347-0981  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究では,ステーク試験によって北海道産材5樹種(ハルニレ,ネグンドカエデ,ニセアカシア,シンジュ,トドマツ(非人工乾燥材及び高温乾燥材))の野外における耐朽性を評価した。暴露期間は約3年3ケ月(2008年7月21日より2011年10月13日まで)とし,おおよそ1年おきにステーク試験体の腐朽状況を,縦振動法による動的ヤング率の測定,及び目視による被害度判定を用いて評価し,腐朽状態の経時的変化を調べた。試験の結果,開始より約2年後にはニセアカシアを除くほぼ全ての樹種のステーク試験体で白色腐朽が確認された。腐朽の進行状況は樹種によって異なり,ネグンドカエデ,シンジュの2樹種では2年目以降に急激な腐朽が観察された。ハルニレでは,健全なステークが多い一方で,2年目以降に折損するステークも多く,両極的な腐朽状況がみられた。トドマツは暴露期間の増加に伴い腐朽の進行が観察されたが,今回の乾燥条件における耐朽性への影響は特にみられなかった。程度の差こそあれ,多くの樹種のステーク試験体が白色腐朽した一方で,ニセアカシアにおいては健全なステーク試験体がほとんどを占め,無処理であっても強い耐朽性を示した。また,白色腐朽であっても,条件によっては急激な腐朽が生じることが示唆された。(著者抄録)
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分類 (2件):
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森林保育  ,  木材の性質・構造 
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