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J-GLOBAL ID:201302277435734827   整理番号:13A1797815

ベンゼンと等電子のピリリウムカチオン,酸素含有酸素環とその異性体の相対的エネルギー,構造,振動数,および電子スペクトル

Relative energies, structures, vibrational frequencies, and electronic spectra of pyrylium cation, an oxygen-containing carbocyclic ring isoelectronic with benzene, and its isomers
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巻: 139  号: 17  ページ: 174302-174302-9  発行年: 2013年11月07日 
JST資料番号: C0275A  ISSN: 0021-9606  CODEN: JCPSA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ab initio量子化学法を用いて,酸素含有6員炭素環であるピリリウムカチオンとその6つの異性体の相対的エネルギー,構造,回転,振動,および電子スペクトルを調べた。ベンゼンと等電子であるピリリウムカチオンはベンゼノイド構造をもち,C5H5O+の一重項ポテンシャルエネルギー面上でのグローバル極小である。2番目の最低エネルギー異性体であるフルフリルカチオンは糖に類似の5員骨格をもち,グローバル極小の16 kcal mol-1しか上でないことが,相関一致cc-pVTZ基底関数系での一重,二重,および摂動的三重励起での結合クラスタ(CCSD(T))を用いた計算で示される。同じ水準の理論で,他の異性体はグローバル極小よりも,それぞれ,25, 26, 37, 60,および65 kcal mol-1上である。このCCSD(T)の結果に対してテストすると,密度汎関数理論(B3LYP)および二次Moeller-Plesset摂動理論のような水準の低い方法も良い結果を与える。ピリリウムおよびフルフリルカチオンは,16 kcal mol-1しか分離されていないが,多重結合が壊れそして形成されなければならず,一つ以上の遷移状態が存在するらしく,容易には相互転換しない。さらに,ピリリウムカチオンの生成をもたらす可能性のある星間媒質中に存在することが知られている分子の無障壁イオン-分子会合に対する漸近線も調べた。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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物理化学一般その他  ,  ピラン 
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