抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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廃棄物焼却施設から排出される酸性ガス(HClおよびSO
x)やダイオキシン類の規制値が,近年厳しくなっている。排ガス処理方式としては,消石灰などアルカリ剤および粉末活性炭をバグフィルタ入口に噴霧する乾式法が一般的である。それに伴って,未反応消石灰や吸着能の残った活性炭を含んだ飛灰を排出することになる。これらを再利用できれば,維持管理費の節約と最終処分量の削減が期待される。そこでラボテストでフライアッシュ循環による酸性ガス除去効果を確認し,実機プラントを設置した。その結果HClおよびSO
xともにフライアッシュ循環により除去性能が向上し,薬剤使用量の低減が可能となった。