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J-GLOBAL ID：201302277635824910   整理番号：13A1279955

地域内外における外来種定着と形成に対する土壌菌類,外乱と散布体の導入圧の影響

Effects of soil fungi, disturbance and propagule pressure on exotic plant recruitment and establishment at home and abroad

著者 (8件)： MARON John L. (Univ. Montana, MT, USA) ,  WALLER Lauren P. (Univ. Montana, MT, USA) ,  HAHN Min A. (Univ. Fribourg, Fribourg, CHE) ,  DIACONU Alecu (NIRDSB, Iasi, ROM) ,  PAL Robert W. (Univ. Pecs, Pecs, HUN) ,  MUELLER-SCHAERER Heinz (Univ. Fribourg, Fribourg, CHE) ,  KLIRONOMOS John N. (Univ. British Columbia-Okanagan, BC, CAN) ,  CALLAWAY Ragan M. (Univ. Montana, MT, USA)
資料名： Journal of Ecology  (Journal of Ecology)
巻： 101  号： 4  ページ： 924-932  発行年： 2013年07月 
JST資料番号： C0576A  ISSN： 0022-0477  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 生物侵入は生態学における疑問である。今回,ヨーロッパの在来草原地域と北アメリカの非在来草原地域における侵入種Centaurea stoebeの種子発芽,実生定着と成熟植物の形成に対する土壌菌類,外乱と媒介体の導入圧の影響を検討した。外乱による競合物の除去と散布体の導入圧はヤグルマギクの定着と形成を増大したが,両地域とも類似した。殺菌剤処理はどちらの地域の定着と形成に影響しなかった。ヨーロッパの非外乱地域と比較し,北アメリカモンタナ州の非外乱地域は実生定着と植物形成が顕著であった。ヨーロッパと比較しモンタナ州の種子発芽は実質的に顕著であった。すべての処置で,全体の植物形成はヨーロッパよりモンタナ州で顕著であった。本結果は,両地域で侵入に影響し得る過程を同時に調べることの重要性を示した。また,本結果は,ヨーロッパに対して北アメリカのヤグルマギクの侵入成功の差異機構として土壌菌類や局所外乱の重要性を支持しないと結論した。

シソーラス用語： 生物 ,  土壌菌類 ,  *キク科 ,  ヨーロッパ ,  草原 ,  *発芽 ,  生態遷移 ,  モンタナ州 ,  散布 ,  種子 ,  *生物相互作用 ,  *生息環境 ,  地域差 ,  殺菌 ,  外来種
準シソーラス用語： *Centaurea ,  ヤグルマギク属 ,  実生定着 ,  種子発芽 ,  *生物侵入

分類 (2件)： 植物生態学  (EE02000E) ,  発生,成長,分化  (EH02030U)

タイトルに関連する用語 (6件)： 地域 ,  外来種 ,  定着 ,  土壌菌類 ,  外乱 ,  圧