抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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IPEN/MB-01原子炉のスペクトル指数実験の結果を示した。実験には計算修正が不要な
28ρのケースを考察した。このことは計算修正によるバイアスがなくなる。形状・材料データの不確実性を考えても最終的な不確実性は十分小さい。理論/実験の比較では,熱中性子原子炉に適用する核データライブラリーENDF/B-VII.0,ENDF/B-VI.8,JEF3.1,およびJENDL3.3を採用しスペクトル指数
28ρ
*に良く合った。
238U中性子エピサーマル捕獲断面積の長期的過大評価は最近の核データによって減るであろう。IPEN/MB-01原子炉で行った実験は,ENDF/B-VII.0その他に含まれた
238Uの核データの変化を支持する。
25δ
*と(C8/F)
eptの理論/実験の比較から,スペクトル指数は若干過大評価であり,
235Uの熱中性子核分裂断面積が若干過大評価であることを示唆している。理論/実験比較の解析から,若干濃縮したウランによる熱中性子原子炉に適用するにはENDF/B-VII.0が優れていることが示された。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.