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J-GLOBAL ID:201302277689440785   整理番号:13A1895205

正20面体Au-Al-Yb準結晶の電子状態密度と準安定性

Electronic density of states and metastability of icosahedral Au-Al-Yb quasicrystal
著者 (11件):
資料名:
巻: 586  ページ: 343-348  発行年: 2014年02月15日 
JST資料番号: D0083A  ISSN: 0925-8388  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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3元Au-Al-Yb系内で,組成Au51Al34Yb15で最近発見された正20面体準結晶(i-QC)は鋳放し合金中でのみ形成され,700°Cのアニーリングに対して他の結晶相への分解を伴い,準安定である。電子輸送係数(電気抵抗率,熱起電力,Hall係数),磁化率および比熱を測定し,正20面体相の電子的安定化に寄与できるDOS中の擬ギャップが存在するかどうかを調べる目的で,Fermi準位εF近傍の電子状態密度(DOS)の形を再構築することによってi-Au-Al-Yb準結晶相の準安定性の問題に取り組んだ。結果は,εF近傍のDOSが,両者ともほぼ正確にεFに中心を持つ10meVスケールの鋭い特徴を伴う100meVスケールの明白なバレーを示した。この擬ギャップは,明らかに正20面体相の電子的安定化に必要な数10kJ/molオーダーの充分な電子エネルギー利得を確保するのには十分広くは無い。i-Au-Al-Yb準結晶の準安定性とその大変似た組成の1/1立方晶近似結晶の熱力学的安定性の可能な起源を考察した。εFにおけるDOSの鋭い特徴は,鋭い共鳴ピークをもたらすfおよびs状態の混成存在下の分極雲の重なりによる局在化したYbのfモーメント間の間接相互作用に起因すると提案した。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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金属結晶の電子構造  ,  金属結晶の電子伝導  ,  金属結晶の磁性  ,  金属の比熱・熱伝導 

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