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J-GLOBAL ID:201302277696983883   整理番号:13A0979687

スクロース非発酵性蛋白質キナーゼ遺伝子であるPdSNF1はPenicillium digitatumの分生子形成及び毒性に必要である

PdSNF1, a sucrose non-fermenting protein kinase gene, is required for Penicillium digitatum conidiation and virulence
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資料名:
巻: 97  号: 12  ページ: 5433-5445  発行年: 2013年06月 
JST資料番号: H0764A  ISSN: 0175-7598  CODEN: EJABDD  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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スクロース非発酵性蛋白質キナーゼ1遺伝子(SNF1)は微生物においてグルコース抑制遺伝子の抑制解除を調節する。Penicillium digitatum由来SNF1のオーソロガス遺伝子をクローニングして,遺伝子ノックアウト法によりその機能を特性化した。ペクチン又はポリガラクツロン酸を添加した合成培地(SM)でのPdSNF1変異体の増殖は強く阻止された。変異体を接種した柑橘類の疾病の出現は著しく遅延した。ペクチン誘発後の細胞膜分解酵素遺伝子の発現レベルは野生型でアップレギュレーションされたが変異体において変化しなかった。柑橘類の疾病中,XY1遺伝子のアップレギュレーションは変異体株で遅延した。PdSNF1の欠失は分生子形成を損ない分生子構造の奇形を起こした。また,分生子柄発達を調節する遺伝子BrlAの発現が有意にΔPdSNF1変異体で損なわれた。しかし,ヘテロ三量体G蛋白質のαサブユニットをコードするFadAの発現は,この変異体でアップレギュレートした。まとめると,PdSNF1は炭素源に対するP.digitatumの適応に重要な役割を示した。病原性への関与はおそらくCWDE遺伝子の発現の調節を介し,分生子形成への関与ではおそらく菌糸成長シグナル伝達経路を不活性化しつつ分生子形成シグナル伝達経路の活性化を介しているだろう。Copyright 2013 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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微生物感染の生理と病原性  ,  菌類による植物病害  ,  遺伝子発現 
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