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J-GLOBAL ID：201302277698466789   整理番号：12A1800127

椅子型G-四重鎖構造の水銀-チミン相互作用

Mercury-thymine interaction with a chair type G-quadruplex architecture

著者 (5件)： SMITH Nicole M. (Univ. Bordeaux, Pessac, FRA) ,  AMRANE Samir (Univ. Bordeaux, Pessac, FRA) ,  ROSU Frederic (Univ. Liege, BEL) ,  GABELICA Valerie (Univ. Liege, BEL) ,  MERGNY Jean-Louis (Univ. Bordeaux, Pessac, FRA)
資料名： Chemical Communications  (Chemical Communications)
巻： 48  号： 93  ページ： 11464-11466  発行年： 2012年12月04日 
JST資料番号： D0376B  ISSN： 1359-7345  CODEN： CHCOFS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： グアニンリッチDNA配列はG-四重鎖(G4-DNA)と呼ぶ動的で多型の四重鎖構造を形成する。Hg²⁺は室温でDNAと複合体を形成し,チミン-チミン(T-T)ミスマッチと相互作用し,T-Hg-T複合体を形成する。今回,T-Hg-T結合を用い,椅子型G4-DNA構造の2つの外側ループの架橋について報告した。熱安定性とG4-DNA形態に対するHg²⁺の影響を検討し,G4ステムグリコシド結合のsyn/anti変化があることおよび8つの配列のうち,4つはHg²⁺結合の安定性を増大することを示した。質量分析は水銀-G4相互作用を確認した。NMRを用い,G4-DNA形態対するT-Hg-T結合の影響を検討した。多型はHg²⁺存在下で減少した。さらに検討し,CATループを含む配列は,水銀により安定化し,G-四重鎖を障害しGC塩基対を形成することにより立体配座的ストレスを緩和すると推定した。

シソーラス用語： *立体配座 ,  *分子間相互作用 ,  *水銀 ,  チミンヌクレオチド ,  *DNA【核酸】 ,  架橋【高分子】 ,  熱安定性 ,  グリコシド化 ,  質量分析 ,  NMR【磁気共鳴】 ,  複合体 ,  陽子磁気共鳴
準シソーラス用語： DNA複合体 ,  *G-四重鎖 ,  グリコシド結合

分類 (1件)： 核酸一般  (EB04010U)

タイトルに関連する用語 (5件)： 椅子 ,  G-四重鎖 ,  水銀 ,  チミン ,  相互作用