抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
多くの応用において,マイクロ流体チャネルにおける高スループットの試料および試薬の高速で高効率な混合が必要である。低Reynolds数のために,分子拡散に基づく混合がマイクロ流体チャネルにおいて重要な役割を果たす。しかしながら,拡散に基づく混合過程は非常に遅く効率が悪い。高効率混合技術の開発は,ラボオンチップおよびマイクロ総合分析システムに対して必須である。本論文では,マイクロ流体内の表面音響波により誘起されるデュアル音響流場を用いた高効率な能動混合を導入した。マイクロ流体チャネル内の蛍光染料溶液と脱イオン水の急速で高効率な能動混合を,1つの交差指形変換器(IDT)および2つのIDTによるデュアル励起による単一音響励起により実証した。混合効率を,印加電圧と流速の関数として調べた。得られた結果により,同じ動作パラメータにより,デュアルIDT設計による混合効率は,従来の単一IDT設計により達成可能な69.8%から96.7%に増加することを示した。混合効率におけるIDTの開口部サイズの影響についても調べた。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.