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J-GLOBAL ID:201302277749584382   整理番号:13A1053853

中華人民共和国の松花江から採取した水の遺伝毒性活性の再調査

Re-Examination of the Genotoxic Activity of Water Taken From the Songhua River in P. R. China
著者 (12件):
資料名:
巻: 65  号:ページ: 78-88  発行年: 2013年07月 
JST資料番号: D0099B  ISSN: 0090-4341  CODEN: AECTCV  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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中国北東部の松花江は家庭汚水と産業廃水に起因する大量の有機汚染を有している。かくして,ヒトの健康に対する潜在的危険性のあるその遺伝毒性活性をさらに測定することが重要である。松花江から採取した水試料のジエチルエーテル抽出物の遺伝毒性活性をさらに調査するためにSalmonellaを使用する短期遺伝子毒性バイオアッセイ,細胞質分裂遮断小核サイトームアッセイ,およびマウス肝細胞コメットアッセイを採用した。Ames試験結果は,5.0あるいは7.0L水当量/プレートの用量で水試料中に,直接的にも間接的にも,未だフレームシフト突然変異原が存在することを示している。変異原性は,2002年から2003年までの結果と比較した場合,少ないと思われる。また,コメットアッセイによるマウス肝細胞におけるDNA損傷とCBMNアッセイによる小核形成との間で用量作用相関が得られた。これらの結果は,水試料が変異誘発能をもつ遺伝毒性活性を示すことを指摘している。ガスクロマトグラフィー質量分析によって88および104化合物が各々夏季と冬季の水試料抽出物で同定された。米国環境保護庁によってリストアップされた4種類の優先汚染物質および中国環境保護庁によってリストアップされた6種類の優先汚染物質が夏季あるいは冬季の水試料に見出された。結果は,松花江から採取した表面水試料のジエチルエーテル抽出物が未だ遺伝毒性活性を示す(≧3.0L)ことを指摘している。松花江におけるヒトの健康に対する潜在的発癌性のリスクをさらに研究すべきである。Copyright 2013 Springer Science+Business Media New York Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
河川汚濁  ,  水質調査測定一般  ,  バイオアッセイ  ,  その他の汚染原因物質 

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