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J-GLOBAL ID:201302277776562145   整理番号:13A1087877

慢性閉塞性肺疾患と診断された患者から分離した赤血球膜のプロテオームプロファイリング

Profiling the erythrocyte membrane proteome isolated from patients diagnosed with chronic obstructive pulmonary disease
著者 (13件):
資料名:
巻: 76  ページ: 259-269  発行年: 2012年12月05日 
JST資料番号: T0073A  ISSN: 1874-3919  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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赤血球の構造と代謝の変化は慢性閉塞性肺疾患(COPD)の病態生理で重要な役割を果たしている。これら機能不全がCOPDと診断された患者における赤血球膜蛋白質の調節と関連しているか否かについては未解のままである。ここでは,16O/18O安定同位体標識を用いて,COPDと診断された喫煙者および非COPD喫煙者の末梢血から分離した赤血球膜画分の比較プロテオームプロファイリングを行った。COPD喫煙者と健常喫煙者の赤血球膜プロテオーム内で有意に異なって発現している全219の蛋白質を定量した。機能経路解析からは,最多の生体機能は細胞-細胞シグナル伝達と相互作用,血液系発達,免疫応答,酸化ストレスおよび細胞骨格関連が示唆された。欠失が循環赤血球の細胞膜変形要因である細胞骨格関連蛋白質コレイン(VPS13A)はCOPD患者赤血球膜画分ではダウンレギュレートされていることを見出した。メトヘモグロビンレダクターゼ(CYB5R3)もこれら細胞では発現低下が見出され,COPD患者はメトヘモグロビン血症発症のリスクが高い可能性を示唆した。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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呼吸器の疾患 
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