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J-GLOBAL ID:201302277819790597   整理番号:13A1638986

古代共同墓地研究における微量元素の使用について:イタリア・バルダロ遺跡での事例研究の概要とICP-MSの適用

On the use of trace elements in ancient necropolis studies: Overview and ICP-MS application to the case study of Valdaro site, Italy
著者 (4件):
資料名:
巻: 110  ページ: 614-623  発行年: 2013年09月 
JST資料番号: D0072A  ISSN: 0026-265X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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考古学的人骨の分野横断的研究は過去の文明に関する知識を向上させる上で重要なツールである。人骨は実際生体の記録で,生活の場所や移動習慣といった個々人の生活スタイルに関する情報を蓄積している。特にある特定の微量元素(ストロンチウムや亜鉛など)はいわゆる古食性すなわち野菜,穀類又は肉を食していたかの標識と考えられる。関連する文献の完全な概説が本研究のスタートである。古代人骨研究の直接的で最適な手法として微量元素のICP-MSによる定量(Mg,Mn,Cu,Zn,Sr及びPbを検討した)と統計的データ解析を組合わせた方法を初めて提唱した。この手順を「バルダロの恋人たち」(二体の骸骨が互いに向き合って腕を回して永遠に抱擁している珍しい二体埋葬)を含む北イタリアで発見された共同墓地(新石器時代から青銅器時代にさかのぼる)からのサンプルに適用した。主成分分析と識別分析によって,考古学的,人類学的情報から個々人が生存していた歴史的地代を正確に分類することができた。これらの結果を文献に見られるものと比較し,この事例研究における微量元素使用について厳密に論じた。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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質量分析  ,  骨格系 

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