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J-GLOBAL ID:201302277891774059   整理番号:13A1943867

高結晶PVAミクロスフェアに固定化したリパーゼを用いたエタノールによる大豆油の酵素的エステル交換

Enzymatic transesterification of soybean oil with ethanol using lipases immobilized on highly crystalline PVA microspheres
著者 (8件):
資料名:
巻: 59  ページ: 218-233  発行年: 2013年12月 
JST資料番号: W0467A  ISSN: 0961-9534  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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色々な結晶度を持つポリビニルアルコール(PVA)ミクロスフェアをRhizomucor mieheiリパーゼ固定化における固体担体として使用し,この酵素-PVA複合体を大豆油の脂肪酸エチルエステル(FAEE)へのエステル交換のバイオ触媒として使用した。この高分子担体の酵素固定化量は無定形ミクロスフェア(PVA4)と高結晶性ミクロスフェア(PVA25)で類似した。しかし固定化酵素の活性はPVAミクロスフェアの結晶度に依存し,高結晶性PVA25ミクロスフェアに固定化した酵素(149.15Umg-1)と比べて,PVA4ミクロスフェア固定化酵素は低い酵素活性(6.13Umg-1)を示した。大豆油のFAEEへのエステル交換における酵素-PVA25複合体における相乗効果が観察された。PVA25ミクロスフェアに固定化した酵素と当量(5.4U)の遊離酵素のエステル交換反応は僅か20%のFAEEしか生成せず,純粋高結晶ミクロスフェアPVA25との反応はFAEEを生じなかったが,酵素-PVA25複合体との反応はFAEE66.3%を生じた。高分子担体固定化酵素のこの相乗効果はFAEEへのトリアシルグリセリドエステル交換反応には今まで観察されなかった。ATR-FTIR,23Na-と13C-NMR-MAS分光データに基づき,リパーゼ残差アミノ酸との高分子ネットワーク分子間水素結合相互作用がこの相乗効果に関すると考えられる説明を提供した。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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微生物,組織・細胞培養による物質生産一般  ,  生物燃料及び廃棄物燃料  ,  液体燃料工業 
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