抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ボイラの効率を比較する時,次式で示すようなボイラ効率を使用するのが一般的である;η=m
s(h
s-h
0)/FH
1,m
s:蒸気発生量(kg/h),h
s:発生蒸気の比エンタルピー(J/kg),h
0:給水の比エンタルピー(J/kg),F:燃料使用量(液体J/kg,気体J/m
3N。燃料の発熱量に相当する蒸発量を最大蒸発倍数とすれば,ボイラ効率は,燃料の種類,発生蒸気の状態及び給水温度によって決まる。燃料(A重油,都市ガス13A,ブタン,プロパン)の種類にかかわらず,給水温度が上昇すると,最大蒸発倍数も増加し,ゲージ圧力1MPa下の乾き飽和蒸気条件で,ブタン>プロパン>A重油>都市ガス13Aの順番である。発生蒸気条件が異なる場合,補正係数を掛ける必要があるが,補正係数は,過熱蒸気よりも湿り蒸気,乾き度が低い方,蒸気温度が低い方が,補正係数が大きくなる。実際の蒸発倍数を,得られた最大蒸発倍数で割り算すればボイラ効率が求められる。