抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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2011年3月11日東日本大地震により,東京電力福島第1原子力発電所(原発)の事故にもなって,その影響は日本人の生活スタイルにまでおよび,現在,倹約・省資源,節電・省エネの生活への見直しが高まっている。政府は2030年代に原発稼働ゼロを可能とし,再生可能エネルギー(エネルギー源が白然の環境の中で常に更新され,永続的に利用することができるエネルギーのことで,水力,バイオマス(生物資源),地熱,風力,太陽光,海洋(潮流・波力)エネルギーなどがある)を2030年までに2010年の3倍に拡大することなどを目指す革新的エネルギー・環境戦略を踏まえ,今後エネルギー政策を見直す方針を2012年9月19日に閣議決定した。本稿では,再生可能エネルギー・電力の導入ポテンシャルと導入実績,導入目標,再生可能エネルギー・電力の現状と課題,将来の再生可能エネルギーなどについて解説した。