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J-GLOBAL ID：201302278113308268   整理番号：13A0619408

アルミニウムおよびアルミニウム合金の諸性質 11 ポーラスアルミニウム材料

著者 (2件)： 金武直幸 (名古屋大 大学院工学研究科) ,  小橋眞 (名古屋大 大学院工学研究科)
資料名： 軽金属  (Journal of Japan Institute of Light Metals)
巻： 62  号： 3  ページ： 122-134  発行年： 2012年03月30日 
JST資料番号： F0772A  ISSN： 0451-5994  CODEN： KEIKA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ポーラスアルミニウム材料を中心としたポーラス金属の代表的な特性や製造法を解説した。ポーラス(セル)構造体には,ハニカム,連通気孔型,独立気孔型及び複合気孔型がある。ポーラス金属が最も特徴的な挙動を示すのは圧縮変形であり,圧縮応力-歪曲線からその挙動を解説した。ポーラスアルミニウムの製造法として,溶湯発泡法,溶湯ガス注入法,プリカーサ法,インベストメント鋳造法,燃焼合成法,一方向凝固法等を説明し,得られるポーラス構造体の気孔率,密度などの特性や機械的性質をまとめた。ポーラス金属はエネルギー吸収効率が高く,多孔質で比表面積が大きい。このような特性を活かして,軽量構造材,衝撃吸収材,吸音材などへの工業的利用が期待される。

シソーラス用語： *アルミニウム ,  アルミニウム合金 ,  *多孔質金属 ,  圧縮変形 ,  応力歪特性 ,  溶融金属 ,  起泡 ,  ロストワックス法 ,  燃焼合成 ,  一方向凝固 ,  空隙率 ,  相対密度 ,  *機械的性質 ,  多孔性 ,  エネルギー吸収 ,  音波吸収

分類 (1件)： 機械的性質  (WB02030U)

引用文献 (71件)：

• 日本規格協会. ポーラス金属用語. JIS H7009. 2008
• GIBSON, L. J. Cellular Solids-Structure and Properties. 1988
• ASHBY, M. F. Metal Foams-A Design Guide. 2000
• DEGISCHER, H. P. Ed. Handbook of Cellular Metals-Production, Processing, Applications. 2002
• NAKAJIMA, H. Mater. Trans. 2006, 47, 2115-2263

タイトルに関連する用語 (5件)： アルミニウム ,  アルミニウム合金 ,  性質 ,  ポーラス ,  アルミニウム材料