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J-GLOBAL ID：201302278148304672   整理番号：13A0618716

乾燥と湿潤条件下でのバイオインスパイアードポリドーパミン薄膜の表面およびトライボロジー挙動

Surface and Tribological Behaviors of the Bioinspired Polydopamine Thin Films under Dry and Wet Conditions

著者 (6件)： ZHANG Wei (Univ. Waterloo, Ontario, CAN) ,  YANG Fut K. (Univ. Waterloo, Ontario, CAN) ,  HAN Yougun (Univ. Waterloo, Ontario, CAN) ,  GAIKWAD Ravi (Univ. Waterloo, Ontario, CAN) ,  LEONENKO Zoya (Univ. Waterloo, Ontario, CAN) ,  ZHAO Boxin (Univ. Waterloo, Ontario, CAN)
資料名： Biomacromolecules  (Biomacromolecules)
巻： 14  号： 2  ページ： 394-405  発行年： 2013年02月 
JST資料番号： W1325A  ISSN： 1525-7797  CODEN： BOMAF6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ドーパミンはムール貝接着性蛋白質の典型な官能基を含む”粘着性”生体分子であり,種々の表面上でナノ薄膜に自己重合することができる。ここで,機能デバイスへや生体適合性被覆への効果的移行のためのポリドーパミン(PDA)薄膜の表面,接着,摩擦,クラック特性を研究した。一連の表面特性と機械的試験は,ガラス,ポリジメチルシロキサン(PDMS),エポキシ上での被覆PDA膜の静的と動的性質を明らかにした。PDA膜は多孔質膜様ナノ構造と親水性官能基のために湿潤条件で高度に水和される。脱水和で,内部応力と弾性率の大きな不整合によって薄膜は軟質基板に被覆されるとクラックを形成する。接着引き離し力または接着の有効仕事は接触時間とともに増加し,界面での動的相互作用を示唆した。水中での摩擦力の著しい減少がPDAで被覆した3材料全てについて観察された;従ってこの薄膜が水ベース潤滑コーティングとして役立つかも知れない。空中と水中での挙動の違いは水和効果に起因した。これらの結果は,PDA薄膜の応用に決定的である,安定性,機械および接着特性への洞察を与える。

シソーラス用語： ナノ構造 ,  超薄膜 ,  材料 ,  *重合体 ,  試験 ,  *挙動 ,  *被覆 ,  原子間力顕微鏡 ,  表面亀裂 ,  表面 ,  変形 ,  ガラス ,  ポリジメチルシロキサン ,  エポキシ樹脂 ,  水和 ,  摩擦力 ,  *表面被覆 ,  ナノシート
準シソーラス用語： AFM【顕微鏡】 ,  *トライボロジー挙動 ,  ナノ膜 ,  バイオインスパイアードマテリアル ,  *ポリドーパミン ,  マイクロインデンテーション ,  表面変形

分類 (3件)： 生体物質一般  (EB02010G) ,  高分子固体のその他の性質  (CG02025L) ,  固体の機械的性質一般  (BL01021C)

タイトルに関連する用語 (3件)： 湿潤 ,  薄膜 ,  トライボロジー挙動