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J-GLOBAL ID:201302278256514578   整理番号:13A0771495

グルコースから4-ケトアラボン酸を経由するD-酒石酸の新規製法(第1報)4-ケトアラボン酸醗酵の改良

著者 (7件):
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号: 18  ページ: 45-51  発行年: 2013年03月25日 
JST資料番号: L2756A  ISSN: 1341-8645  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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循環型資源であるグルコースからのD-酒石酸を生産する画期的プロセスを開発した。この製法は,”グルコースから4-ケトアラボン酸(4KA)への発酵と4KAからD-酒石酸への化学触媒を用いる1段階反応を組合せた方法”である。D-酒石酸の合成前駆体である4KAは,グルコースからGluconobacter oxydans亜種,melanogenesNBRC3292を用いる発酵を通して産生した。このプロセスでは,2,5-ジケト-グルコン酸(DKGA)は4KAの直接前駆体であった。本菌を用いたグルコースからDKGAへの変換効率は良好であるのに対し,DKGAから4KAの変換は収率が低い。本菌を用いてDKGAから4KAの生成に関る細胞反応および酵素反応系を確立したのち,この両反応系を適用して,DKGAから4KAの生産を触媒する細胞膜に結合する膜酵素の部分精製を酵素可溶化により実現した。今後さらに精製を進めて,酵素学的性質の調査を行い,4Ka発酵プロセスの最適化を進める予定である。一方,4KA非生産変異株のスクリーニングの際,親株に比べてDKGAから効率良く4KAを生産するDTAA-88株が得られたことから,発酵槽を用いて12%グルコースからの4KAを発酵生産した。しかし,初発のグルコース濃度,収率,発酵時間の観点からまだ工業生産に使用できる株ではないと結論した。
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