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J-GLOBAL ID：201302278327956283   整理番号：13A0503429

化学ルミネセンスによって研究されたFenton試薬でのオルソ-クロロフェノールの自己触媒分解

Self-catalytic degradation of ortho-chlorophenol with Fenton’s reagent studied by chemiluminescence

著者 (5件)： Lin Zhen (Dep. of Chemistry, Tsinghua Univ. Beijing Key Lab. of Microanalytical Methods and Instrumentation, Beijing) ,  Chen Hui (Dep. of Chemistry, Tsinghua Univ. Beijing Key Lab. of Microanalytical Methods and Instrumentation, Beijing) ,  Zhou Yun (Dep. of Chemistry, Tsinghua Univ. Beijing Key Lab. of Microanalytical Methods and Instrumentation, Beijing) ,  Ogawa Nobuaki (Fac. of Engineering and Resource Sci., Akita Univ.,Japan, Japan, Akita) ,  Lin Jinming (Dep. of Chemistry, Tsinghua Univ. Beijing Key Lab. of Microanalytical Methods and Instrumentation, Beijing)
資料名： Journal of Environmental Sciences (China)  (Journal of Environmental Sciences (China))
巻： 24  号： 3  ページ： 550-557  発行年： 2012年 
JST資料番号： W0313A  ISSN： 1001-0742  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Fenton試薬を用いたオルソ-クロロフェノールの分解を,化学ルミネセンス(CL)によって研究した。特別なCL試薬なしで,鉄(II)イオンと過酸化水素混合物からの弱いCL放出を,室温で観察した。CL強度は,混合溶液へのオルソ-クロロフェノール添加によって増加した。温度を65°Cまで上げた時,CL強度は強く強化された。オルソ-クロロフェノールありと,なしのシステムH_2O_2-Fe(2+)のCL機構を,CLスペクトル,GC-MS分析,電子スピン共鳴スペクトルを調べることによって研究した。CL強度に及ぼす種々のラジカルスカベンジャー,界面活性剤,蛍光化合物の影響もまた,研究した。自己触媒酸化機構を提示した。結果は,一重項酸素が,システムH_2O_2-Fe(2+)のための主要エミッタであったことを示した。システムH_2O_2-Fe(2+)-オルソ-クロロフェノールからの強いCLは,一重項酸素と電子的興奮キノンのためであった。フェノール酸化過程間に形成されたベンゼンジオール状反応中間体は,Fenton系反応を大きく促進し,より高いCL強度につながった。化学発光法は,Fenton試薬によるいくつかの有機汚染物質酸化研究の新方法である。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST

シソーラス用語： *化学ルミネセンス ,  Fenton試薬 ,  フェノール類 ,  芳香族塩素化合物 ,  接触分解 ,  触媒 ,  アルコール飲料 ,  スペクトル ,  スカベンジャー ,  金属イオン ,  鉄化合物 ,  GC-MS分析 ,  汚染物質 ,  一重項酸素 ,  界面活性剤 ,  過酸化水素
準シソーラス用語： クロロフェノール ,  触媒分解 ,  自己触媒 ,  電子スピン共鳴スペクトル ,  ラジカルスカベンジャー ,  鉄(II)イオン ,  有機汚染物質

分類 (1件)： 土壌汚染  (FB04100T)

タイトルに関連する用語 (6件)： 化学ルミネセンス ,  研究 ,  Fenton試薬 ,  クロロフェノール ,  自己触媒 ,  分解