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J-GLOBAL ID:201302278381467751   整理番号:13A1597682

カルコンは光照射ダイズ細胞においてリグニン生合成を抑制する

Chalcone suppresses lignin biosynthesis in illuminated soybean cells
著者 (4件):
資料名:
巻: 11  号:ページ: 49-56  発行年: 2011年03月 
JST資料番号: W1596A  ISSN: 1444-6162  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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リグニンやその代謝産物は植物の生育に重要な役割を果たしている。カルコンは植物のリグニン生合成を阻害するだけでなく,1年生植物の生長も抑制する。そこで,ダイズ細胞の光誘導懸濁培養を用いて,リグニン生合成に関与する重要な酵素と関連代謝物に及ぼすカルコンの影響を調査した。カルコン処理8時間後にダイズ細胞の重量や容積は阻害された。カルコン処理4時間後に,フェニルアラニンアンモニアリアーゼと4-クマリン酸:CoAリガーゼ(4CL)の活性は大きく阻害されたが,シンナミルアルコールデヒドロゲナーゼ活性はカルコン処理16時間までは阻害されなかった。ダイズ細胞中の4CLの基質とリグニンの含量は,光照射条件でカルコン処理によって無処理より低下した。これらの結果は,ダイズ細胞の増殖抑制が外因性カルコンによるリグニン生合成阻害と関連することを示唆する。
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分類 (2件):
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酵素生理  ,  植物成長調整剤 
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