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J-GLOBAL ID：201302278734617400   整理番号：13A0286896

抗生物質耐性機構の検出のためのマトリックス支援レーザ脱離イオン化-飛行時間型(MALDI-TOF)質量分析: 研究からルーチン診断まで

Matrix-Assisted Laser Desorption Ionization-Time of Flight (MALDI-TOF) Mass Spectrometry for Detection of Antibiotic Resistance Mechanisms: from Research to Routine Diagnosis

著者 (3件)： HRABAK Jaroslav (Charles Univ. in Prague, Plzen, CZE) ,  CHUDACKOVA Eva (Charles Univ. in Prague, Plzen, CZE) ,  WALKOVA Radka (Charles Univ. in Prague, Plzen, CZE)
資料名： Clinical Microbiology Reviews  (Clinical Microbiology Reviews)
巻： 26  号： 1  ページ： 103-114  発行年： 2013年01月 
JST資料番号： T0713A  ISSN： 0893-8512  CODEN： CMIREX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： マトリックス支援レーザ脱離イオン化-飛行時間型質量分析(MALDI-TOF MS)は臨床微生物の同定に応用され,ルーチンの実験室で広く用いられている。今回,抗生物質耐性機構の検出必要性,MALDI-TOF MSによる酵素活性の検出,細菌抽出物の直接的MALDI-TOF MS分析,プロテオミクス法,細胞壁成分の分析およびミニ配列分析について概説した。MALDI-TOF MSの応用範囲は,菌種の急速同定から細菌生理学のプロテオミクス研究まで含む。現在の研究は4つの主要な方向に向かう。そのうち,分解酵素による抗生物質修飾の検出,多剤耐性細菌のプロテオミクス研究による耐性機構決定因子の検出とリボソームメチル化のような標的部位修飾の分析がある。抗生物質の定量化は細菌細胞の流入と排出を研究する新規方法として働く。MOLDI-TOF MSは抗生物質耐性の検出に価値ある手段であり,臨床および実験的微生物学に新規な道を開くと結論した。

シソーラス用語： 抗生物質 ,  *MALDI-TOF MS ,  酵素活性度 ,  プロテオミクス ,  リアーゼ ,  リボソーム ,  メチル化 ,  細胞 ,  細胞壁 ,  *薬物耐性 ,  β-ラクタマーゼ ,  耐性菌 ,  *飛行時間法
準シソーラス用語： 細菌細胞 ,  *抗生物質耐性

分類 (2件)： 微生物の生化学  (EG03020N) ,  質量分析  (CC03013N)

タイトルに関連する用語 (12件)： 抗生物質耐性 ,  マトリックス ,  支援 ,  レーザ ,  脱離 ,  イオン化 ,  飛行時間 ,  MALDI-TOF ,  質量分析 ,  研究 ,  ルーチン ,  診断