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J-GLOBAL ID：201302278793487650   整理番号：13A0239436

フィブリン(フィブリノーゲン)におけるαヘリックスコイルドコイルからβシートへの力学的遷移

Mechanical Transition from α-Helical Coiled Coils to β-Sheets in Fibrin(ogen)

著者 (9件)： ZHMUROV Artem (Univ. Massachusetts, Massachusetts, USA) ,  ZHMUROV Artem (Moscow Inst. of Physics and Technol., Moscow Region, RUS) ,  KONONOVA Olga (Univ. Massachusetts, Massachusetts, USA) ,  KONONOVA Olga (Moscow Inst. of Physics and Technol., Moscow Region, RUS) ,  LITVINOV Rustem I. (Univ. Pennsylvania, Pennsylvania, USA) ,  DIMA Ruxandra I. (Univ. Cincinnati, Ohio, USA) ,  BARSEGOV Valeri (Univ. Massachusetts, Massachusetts, USA) ,  BARSEGOV Valeri (Moscow Inst. of Physics and Technol., Moscow Region, RUS) ,  WEISEL John W. (Univ. Pennsylvania, Pennsylvania, USA)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 134  号： 50  ページ： 20396-20402  発行年： 2012年12月19日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： フィブリン(フィブリノーゲン)のコイルドコイルコネクター領域が,機械的力によって伸長する際の分子特性を,分子動力学シミュレーションと2状態モデルによる理論解析を用いて調べた。その結果,力-伸長プロファイルはミオシン二重ヘリックスコイルドコイルの場合と類似し,3つの様式が存在することがわかった。すなわち,<100~125pNでは,巻き戻しによって引っ張り力に対して弾性的に応答し,エントロピーばねとして挙動した。力が約150pNの場合には,分子は可塑性物体として挙動した。一方,>175~200pNにおいては,長いβシートの形成によって非線形に挙動した。これらの知見について考察した。

シソーラス用語： *フィブリン ,  フィブリノーゲン ,  超螺旋 ,  ヘリックス構造 ,  β構造 ,  配座転移 ,  分子モデル ,  計算機シミュレーション ,  引張力
準シソーラス用語： αヘリックス ,  分子動力学シミュレーション

分類 (1件)： 蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N)

タイトルに関連する用語 (4件)： フィブリン ,  フィブリノーゲン ,  力学 ,  遷移