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J-GLOBAL ID：201302278845704441   整理番号：13A1645345

核-細胞質輸送の基礎にある認識力の単分子分析

Single-Molecule Analysis of the Recognition Forces Underlying Nucleo-Cytoplasmic Transport

著者 (8件)： RANGL Martina (Johannes Kepler Univ. Linz, Linz, AUT) ,  EBNER Andreas (Johannes Kepler Univ. Linz, Linz, AUT) ,  YAMADA Justin (Univ. California, CA, USA) ,  RANKL Christian (Agilent Technol. Austria GmbH, Wien, AUT) ,  TAMPE Robert (Goethe-Univ. Frankfurt, Franfkurt, DEU) ,  GRUBER Hermann J. (Johannes Kepler Univ. Linz, Linz, AUT) ,  REXACH Michael (Univ. California, CA, USA) ,  HINTERDORFER Peter (Johannes Kepler Univ. Linz, Linz, AUT)
資料名： Angewandte Chemie. International Edition  (Angewandte Chemie. International Edition)
巻： 52  号： 39  ページ： 10356-10359  発行年： 2013年 
JST資料番号： H0127B  ISSN： 1433-7851  CODEN： ACIEAY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 核孔複合体(NPC)は数多くのヌクレオポリン(nup)を含む。1/3のnupはフェニルアラニン-グリシン(FG)リピートをもち,FGリピートは露出している。今回,分子認識力スペクトロスコピー(MRFS)を用いて,nup FGリピート間そしてインポーチンと2種類のFGドメイン(つぶれたコイル状ドメインとFxFGドメイン)間の相互作用力や解離速度などを測定した。その結果,インポーチンは一度にFGリピートの一つと結合することによって,つぶれたコイル状FGドメイン小球間の経路をNPCを超えて誘導されることが明らかになった。また,インポーチンは2種類のFGドメインと異なる相互作用をした。このことは輸送チャンネル内に異なる経路が存在することを示唆する。

シソーラス用語： *タンパク質 ,  核構成タンパク質 ,  *アミノ酸配列 ,  分子内相互作用 ,  分子間相互作用 ,  *分子認識 ,  膜タンパク質 ,  核膜 ,  分子構造
準シソーラス用語： アミノ酸反復配列 ,  インポーチン ,  *ヌクレオポリン ,  フェニルアラニン-グリシン反復配列 ,  核孔複合体 ,  核細胞質輸送 ,  核細胞質輸送蛋白質

分類 (2件)： 生体膜一般  (EF04010G) ,  分子構造  (EB03020Y)

タイトルに関連する用語 (6件)： 核 ,  細胞質 ,  輸送 ,  基礎 ,  単分子 ,  分析