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J-GLOBAL ID：201302278933035444   整理番号：13A0160554

マイクロ波加熱による大気圧下での金属Ti-Cr合金粉末の窒化

Metal Ti-Cr alloy powders nitriding under atmospheric pressure by microwave heating

著者 (5件)： KASHIMURA Keiichiro (Kyoto Univ., Gokasho, Uji, Kyoto 611-0011, JPN) ,  FUKUSHIMA Jun (Tohoku Univ., Dep. of Applied Chemistry, School of Engineering, Miyagi 980-8579, JPN) ,  MITANI Tomohiko (Kyoto Univ., Gokasho, Uji, Kyoto 611-0011, JPN) ,  SATO Motoyasu (National Inst. for Fusion Sci., 322-6 Oroshi-cho, Toki, Gifu 509-5292, JPN) ,  SHINOHARA Naoki (Kyoto Univ., Gokasho, Uji, Kyoto 611-0011, JPN)
資料名： Journal of Alloys and Compounds  (Journal of Alloys and Compounds)
巻： 550  ページ： 239-244  発行年： 2013年02月15日 
JST資料番号： D0083A  ISSN： 0925-8388  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： マイクロ波放射の存在下の空気中で,金属チタンの(熱力学的に有利な酸化ではなくて)窒化が可能になった。この研究では,β-Ti-Crの固溶体は電子構造が純粋なβ-Tiに類似しているという事実を使用して,β-Ti-Cr合金粉をマイクロ波によってこれらの窒化物に合成した。合金粉を高酸素分圧でマイクロ波で(P_X=2×10^-1atm)(X=O₂)1000°Cまたはそれ以上の温度まで加熱し,波長分散型X線分析とX線回折の両方で分析した。β-Ti-Cr合金では窒化が達成されたが,Ti-Fe合金では達成されなかった。この結果は3d軌道の電子の平均エネルギーを使用して説明できる。また,窒化物と酸化物で作られた多層構造を観察した。粉末にはマイクロ波場で温度スペースの分布があり持ち,多層状構造はこの分布に対応した。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *チタン合金 ,  クロム含有合金 ,  合金粉 ,  *窒化 ,  *マイクロ波加熱 ,  *チタン ,  β相 ,  分圧 ,  酸素 ,  鉄含有合金 ,  多層構造 ,  温度分布 ,  分子軌道 ,  電子構造 ,  大気中 ,  エネルギー
準シソーラス用語： d軌道 ,  酸素分圧 ,  電子エネルギー

分類 (1件)： 表面硬化熱処理  (WC03030E)

タイトルに関連する用語 (6件)： マイクロ波加熱 ,  大気圧 ,  Ti ,  Cr ,  合金粉末 ,  窒化