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J-GLOBAL ID:201302279002236906   整理番号:13A0496027

野外に生息するイエネコ(Felis catus)の採餌行動や空間利用に対する去勢・避妊の影響

著者 (3件):
資料名:
号: 33  ページ: 67-73  発行年: 2013年01月 
JST資料番号: L7899A  ISSN: 1341-8874  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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特定の飼い主を持たないイエネコはノラネコと呼ばれ,個体数の調節は主に捕獲による殺処分が行われてきた。しかし,動物福祉の観点から,捕獲,去勢・避妊手術後元の場所に戻すTNRが施行されている。日本ではTNR後,複数の住民により環境を管理する「地域猫」活動が行われている。TNR実施地域で,去勢・避妊個体を含むノラネコ個体群の生態を調べ,去勢や避妊による影響を検討した。那覇市にある漫湖公園で調査は行われた。2010年6月に,ルートセンサス法で行動圏の推定を行った。また,採餌行動の調査も行った。その結果,調査区内で調査期間中を通じて計42個体(雄17,雌18,性別不明7)が確認できた。TNR個体は20個体(雄7,雌13個体),TNR率は57.1%と推定された。1つの餌場を利用するネコ同士は行動圏が大きく重複するが,異なる餌場を利用する個体間では行動圏は排他的であった。通常雄の2個体では,2つの餌場を利用し非常に大きな行動圏を持っていた。1つの餌場を利用する雄では,通常雄より去勢雄の方が有意に来訪率,滞在時間が多かった。雌では通常雌より避妊雌の方が,有意に滞在時間が多く,個体間距離が短かった。
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分類 (3件):
分類
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犬・猫  ,  繁殖管理  ,  動物生態学一般 
引用文献 (22件):
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