抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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粗飼料および濃厚飼料繊維の瘤胃通過動態は瘤胃における繊維の保持時間への内因の飼料の効果および外因の糧食の効果を決定するために分析した。16頭のデンマークのホルスタイン牛(体重557±37kg,泌乳中120±21日,平均±SD),8頭は瘤胃カニューレを装着し,完全にランダム化されたブロックの実験に使用した。処理は,飼料の種類(コーンサイレージ対牧草サイレージ)と粗飼料と濃厚飼料の比(有機物ベースで50:50対75:25)で異なっていた。繊維通過動態は,1と2のプールモデルにあてはめた瘤胃排出と糞便中のマーカー排泄プロファイルに基づいて検討した。それぞれの牛は,すべて単一のパルス量として,供給飼料の繊維をイッテルビウム(Yb)標識飼料で,供給していない飼料の繊維をサマリウム(Sm)標識配給で,濃厚飼料の繊維をランタン(La)で標識した。19の糞便サンプルを牛ごとに採取した。瘤胃液通過は瘤胃の腹側と内側の両方から瘤胃液を集めたものに従い,投与したクロム-EDTAの瘤胃内入った単一パルス量として検討した。Yb排泄プロファイルに基づいた瘤胃の保持時間は飼料間で差は認められなかった,しかし瘤胃排出のデータを用いると牧草サイレージのほうがトウモロコシサイレージベースの飼料よりも数値的に長かった。内側または腹側の瘤胃液体試料から通過液率を算出したときに差は認められなかったことは,瘤胃液排出の確率の推定値は,瘤胃サンプリングサイトから独立していたことを示した。合計保持時間は,粗繊維から濃厚飼料繊維,液体にと減少した。飼料型自体(トウモロコシサイレージや牧草のサイレージ)ではなく配給飼料組成が,繊維の総管保持時間を決定するようだった。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.