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J-GLOBAL ID:201302279279570099   整理番号:13A0966687

オウシュウトウヒ針葉中のキサントフィル脱エポキシ化サイクルに対する緑色反射率包絡体補正指数の応答

Response of green reflectance continuum removal index to the xanthophyll de-epoxidation cycle in Norway spruce needles
著者 (10件):
資料名:
巻: 64  号:ページ: 1817-1827  発行年: 2013年04月 
JST資料番号: C0579A  ISSN: 0022-0957  CODEN: JEBOA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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キサントフィルサイクルによる熱エネルギー散逸は限定された照射下での有効光獲得と過剰照射下でのエネルギー散逸調節との間の微妙なバランスを保つために植物が発達させた光保護機構である。このキサントフィルサイクルはビオラキサンチン(V)のアンテラキサンチン(A)を介してゼアキサンチン(Z)への酵素的脱エポキシ化とZからAを介してVまでの再エポキシ化に関与する。この検討の主要目的は,複雑な屋外環境への曝露と種々の照射条件体制に迅速に順応するように強制した成熟オウシュウトウヒ[Picea abies(L.)Karst.]樹木針葉での圃場試験により共に葉の反射スペクトルから計算する帯域510~555nmでのスペクトル指数と呼ばれる最大帯域深さで正規化した曲線下面積(ANMB510-555)指数と光化学反射率指数(PRI)との間の関係の検討である。その結果,1)調査車枝(頂点から数えて5番目,8番目,10番目および15番目)の針葉ではクロロフィル含有量とそれに関連するクロロフィル/カロチノイド比のような色素特性著しく変動する,2)日中のANMB511-557は葉の色素の実含有量とは無関係にキサントフィルサイクルの動的変動に従う,3)ANMB511-557によるキサントフィルサイクルの挙動予測が可能な日光照射の限度は1000μmol・m-2・sm-であり,晴天日の正午近辺の日光照射はこの限界を超えている,4)キサントフィルサイクルの追跡能力はPRIよりANMB511-557の方が優れている,5)PRIでは針葉の実際の脱エポキシ化状態予測はできない,ことが分かった。
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
光合成  ,  森林植物学  ,  植物に対する影響  ,  植物生理学一般 

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