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J-GLOBAL ID：201302279434098814   整理番号：13A1465196

添加剤として陰イオン界面活性剤を用いる水中での可溶性フェノールポリマーの酵素的合成

Enzymatic synthesis of soluble phenol polymer in water using anionic surfactant as additive

著者 (6件)： ZHANG Lei (Henan Univ., Kaifeng, CHN) ,  ZHANG Lei (Fudan Univ., Shanghai, CHN) ,  ZHANG Yudong (Fudan Univ., Shanghai, CHN) ,  XUE Yingying (Fudan Univ., Shanghai, CHN) ,  DUAN Hua (Henan Univ., Kaifeng, CHN) ,  CUI Yuanchen (Henan Univ., Kaifeng, CHN)
資料名： Polymer International  (Polymer International)
巻： 62  号： 9  ページ： 1277-1282  発行年： 2013年09月 
JST資料番号： A0918A  ISSN： 0959-8103  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 酵素的合成法によるフェノール樹脂の代替合成ルートは,マイルドな反応条件と毒性のホルムアルデヒドを用いないという利点を有する。著者らは,水溶液ミセル中での西洋わさびペルオキシダーゼ(HRP)触媒によるフェノールの重合法を用いて,可溶性フェノールポリマーを適度な収率で合成した。緩衝液中への陰イオン界面活性剤(ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム)の添加により,フェノールの酵素的重合が顕著に促進した。また,その添加量と重合温度の変更により,フェノールポリマーの数平均分子量の制御が可能であった。得たフェノールポリマーは分岐構造を有し,ジメチルホルムアミド,ジメチルスルホキシド,アセトンおよびテトラヒドロフランなどの有機溶剤に可溶性を示した。また,このポリマーの空気中での完全分解温度は628°Cと高く,優れた熱安定性を有していることが分かった。

シソーラス用語： *フェノール樹脂 ,  可溶性 ,  *酵素的合成 ,  乳濁液 ,  陰イオン界面活性剤 ,  セイヨウワサビペルオキシダーゼ ,  *酵素 ,  *触媒 ,  ミセル ,  分枝重合体 ,  グリーンケミストリー ,  アルキルベンゼン ,  *分解温度 ,  粒度分布 ,  分子構造 ,  添加物効果 ,  フェノール類 ,  溶解性
準シソーラス用語： アニオン界面活性剤 ,  ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム ,  環境にやさしい化学 ,  *酵素触媒 ,  高分子ミセル ,  水中油型エマルション ,  *熱分解温度

分類 (3件)： 酵素一般  (EB09010D) ,  単独重合  (CG04020S) ,  高分子固体の物理的性質  (CG02024U)

物質索引 (1件)： フェノール

タイトルに関連する用語 (7件)： 添加剤 ,  陰イオン界面活性剤 ,  水中 ,  可溶性 ,  フェノール ,  ポリマー ,  酵素的合成