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J-GLOBAL ID：201302279506446006   整理番号：13A0397705

作付け拡大,単収向上に寄与する高品質・多収飼料作物品種の開発 第1章 とうもろこし等長大型作物品種の開発 3 寒地向き高TDNとうもろこし品種の育成

著者 (4件)： 濃沼圭一 (農業・食品産業技術総合研究機構 北海道農業研究セ) ,  伊東栄作 (農業・食品産業技術総合研究機構 北海道農業研究セ) ,  斉藤修平 (農業・食品産業技術総合研究機構 北海道農業研究セ) ,  榎宏征
資料名： 農林水産省農林水産技術会議事務局研究成果  (農林水産技術会議事務局研究成果)
号： 486  ページ： 87-90  発行年： 2013年01月31日 
JST資料番号： S0070A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： (ア)早生~極早生の高雌穂重割合品種の育成:新品種「たちぴりか」を育成した。本品種は「ぱぴりか」並の熟期で耐倒伏性とすす紋病抵抗性が強く,根釧地域に加えて「ぱぴりか」の栽培不適地である道北地域にも適する。また,系適試験を実施中の「北交73号」は,乾雌穂重割合が高く,すす紋病抵抗性が強い。(イ)中~晩生の高茎葉消化性品種の育成:新品種「北交65号」を育成した。本品種は,熟期が北海道では晩生,東北地域では早生で,収量が北海道では標準品種に比べてやや低いが東北地域では標準品種と同程度である。また,ホールクロップのTDN含量が標準品種より2~2.5%高く,TDN収量が北海道では標準品種並で,東北地域では標準品種より高い。また,系適試験を実施中の「北交72号」は,晩生の熟期で,初期生育に優れ,多収で茎葉繊維の消化性が比較的高い。(著者抄録)

シソーラス用語： 寒冷地 ,  可消化養分総量 ,  *トウモロコシ ,  栽培品種 ,  作物育種 ,  新品種 ,  耐倒伏性 ,  植物病害
準シソーラス用語： すす紋病

分類 (3件)： 飼料一般  (FD07010W) ,  トウモロコシ  (FC03034D) ,  作物の品種  (FC02020V)

引用文献 (4件)：

• 1)林拓ら(2004).とうもろこし雄穂形態に異常をもたらす低温の程度.日本草地学会草誌.50(別) :60-61.
• 2)林拓ら(2009).限界地帯の冷害年におけるサイレージ用とうもろこしの生育障害.日本草地学会誌.55(別):62.
• 3)三木一嘉ら(2004).サイレージ用トウモロコシにおける茎葉消化性の年次問変動および収量関連形質との関係.北海道草地研究会報.38:88。
• 4)佐藤尚親ら(2006).極早生とうもろこしの活用場面.北海道草地研究会報.40:35.

タイトルに関連する用語 (12件)： 作付け ,  拡大 ,  高品質 ,  多収 ,  飼料作物 ,  品種 ,  開発 ,  とうもろこし ,  大型 ,  作物 ,  寒地 ,  TDN