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J-GLOBAL ID:201302279521209797   整理番号:13A0283299

α-ヒドロキシイソブチル酸とのランタニド(III)錯体の固体及び溶液状態での配位化学

Solid-State and Solution-State Coordination Chemistry of Lanthanide(III) Complexes with α-Hydroxyisobutyric Acid
著者 (5件):
資料名:
巻: 51  号: 24  ページ: 13254-13263  発行年: 2012年12月17日 
JST資料番号: C0566A  ISSN: 0020-1669  CODEN: INOCAJ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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α-ヒドロキシイソブチル酸(HIBA)はランタニド,アクチニドの分離など広く利用されている元素であるが,ランタニド-HIBA錯体の構造についてはまだよく分かっていない。本研究ではpH5の水溶液中でHIBAとランタニドを反応させ,14種類のランタニド-HIBA錯体,[Ln(HIBA)2(H2O)2](NO3)・H2O(Ln=La(1),Ce(2),Pr(3),Nd(4),Sm(5),Eu(6),Gd(7),Tb(8),Dy(9),Ho(10),Er(11),Tm(12),Yb(13)及びLu(14))を合成した。1~7,10及び11は単結晶,8,9及び12~14は粉末として得られた。これら錯体の構造をX線回折法により決定した。8配位Ln(III)原子の配位環境は歪んだ12面体で表せ,HIBAは一価アニオンの三価配位子として作用することが分かった。HIBAのカルボキシラート酸素原子は隣接するLn(III)原子を架橋し,二次元的に広がった構造を形成した。これら化合物の構造はランタニド元素の種類に依存してLa,Ce~Ho及びEr~Luの3グループに分類することができた。また,これら錯体の溶液中での性質を13C NMRにより調べ,単一の溶液錯体として存在することを示した。
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分類 (2件):
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遷移金属元素(鉄族元素を除く)の錯体の結晶構造  ,  第3族元素の錯体 
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